寒天が固まらない?電子レンジで簡単に寒天を作る

2021年6月6日

鍋や火を使わずに、電子レンジで簡単に寒天を作ろう!と思ってチャレンジしたものの、寒天が固まらない・・・ドロドロのまま・・・となった経験ありませんか?

私も初めてレンジで寒天を作った時は、まったく固まらず、悲しい思いをしました。

でも今では寒天を固まらせることができます。

このページでは、寒天の中でも粉寒天を使い、電子レンジで簡単に寒天を作る方法について記載します。慣れればクッキング時間は3分~5分程度でできちゃいますよ。

寒天が固まらない失敗

初めて電子レンジで寒天を作った時、以下のような順序で作業をしました。

1.容器にポットからお湯を注ぐ
2.寒天の味付け(この時私の場合はコーヒー味にしました)
3.寒天の粉を投入
4.寒天の粉が溶けるように混ぜる(この時、寒天の粉は1のお湯に混ぜたため、すぐに溶けます)
5.レンジで1分ほどチン
6.あとは固まるのを待つだけ

元々、1でお湯を使っていたため、5でレンチンした時の見た目の変化は見られませんでしたが、レンジでチンしたことから、液体の温度は上がっていました。湯気も出ていましたしね。

ところが、一向に寒天が固まる気配を見せません。
時間が経ち、寒天という名の液体は冷えましたが、液体のまま。

「もしかしたら冷蔵庫に入れると固まるのかも?」

常温で冷やしたのが原因かと思い、冷蔵庫へイン。

ですが、3時間経っても固形の寒天はできませんでした。

何がいけなかったのだろう?
寒天の粉は溶けていたし、コーヒー味がいけなかったのかも??

そう思いまして、味付けを牛乳にしたり紅茶にしたりしたのですが、どれも失敗。
固まりませんでした・・・

寒天が固まらなかった原因

寒天が固まらなかった原因は、粉寒天が混ざりきっていないことにありました。

お湯に粉寒天を溶かすと、わりとすぐに溶けてしまいます。
少なくとも、見た目は溶けているように見えるため、粉寒天が完全に溶けて混ざったと勘違いしてしまったのでした。

実際は粉寒天は溶けておらず、混ざり切っていません。
だから冷えても固まらないままなんです。

では完全に溶かしてしまうにはどうればいいのかというと、沸騰すればいいのです。

レンジでチンの時間は

沸騰させるといっても、どのくらい沸騰させれば完全に溶けるのか迷いますよね。

私の場合は元々お湯を利用することから、レンジでチンする時間は1分~2分程度と短いです。
冷たい水からなら3~4分くらいです。
ただご家庭によって、レンジの強さ(600ワットとか1500ワットとか)や容器の大きさが違います。

なので、「××ワットで何分レンジする」のではなく、沸騰してからの時間を測ってください
寒天の液体がレンジでブクブクと沸騰しだしたら、だいたい15秒くらいブクブクさせればOKです。
私の経験上、15秒沸騰させ続けていれば、寒天が固まらないことはありませんでした。

ただ、これのデメリットを上げるなら、いつ沸騰するか分からないため、レンジ前に張り付いていなければならないことですね。

注意したほうがよいことは、作る寒天の量は、容器の3分の2くらいにしておくことです。

こんな感じに ↓


レンジで沸騰するとブクブクします。
だから容器ギリギリに作ってしまうと、液体が溢れて容器の外に液体がこぼれます。

レモンなど酸味が強いと固まらない?

レモンやオレンジ、グレープフルーツなどの酸味が強いものは、寒天は固まりにくいと言われています。

私の場合、面倒なことは嫌いなので、みかんなどのフルーツを使う寒天は作りませんが、レモンティーの粉末やレモン飲料の粉末を使ったりはします。

こういうやつです ↓

こういったものでも、今のところ15秒以上の沸騰をすれば、粉寒天は固まりました。

使っている粉寒天

私が使っている粉寒天はコレ ↑ です。
普通に近所のスーパーで買っていますが、ネットでも買えます。

粉かんてん(40g)

 

楽天で購入

 

 

上記を使って電子レンジで牛乳寒天、コーヒー寒天を作ってみましたが、簡単に作れました。

寒天の飲み物にする

私が寒天を作っている理由ですが、朝ごはんを食べる時間がないので、仕事に寒天を持って行って食べています。

食べるというか、正確には飲んでいます

こんな感じ ↓ です。
コーヒー牛乳の下の方に沈んでいるのが、カットしたコーヒー寒天です。氷じゃないよ。

そうストローで飲むのです。

仕事しながらでも簡単に摂取できて、しかも手も汚れないのでおすすめです。

ちなみに、寒天を作る時、寒天粉の量は減らしています。
粉寒天の裏とかに書いてある量で作ってしまうと、ストローでは吸えない硬さの普通の寒天が出来てしまうからです。

それはそれで腹筋が鍛えられそうでいいのかもしれませんが、私はイライラするので、粉の量は半分くらいで作ってます。半分の量だと、かなり柔らかめの寒天ができあがるので、硬さはお好みで調整してくださいね。

寒天の味は何にする?

先で述べた通り、私は寒天飲み物にしていますが、その味付けは最近では砂糖味にしています。

使っている砂糖はコレ。

ラカントSです。
カロリーなくておすすめ。

なぜ砂糖味かというと、無糖のコーヒーや紅茶に寒天をインすることが多いからです。

砂糖味にしておけば、コーヒーや紅茶などにインすると美味しいし、寒天は3日分くらい作り置きするので、毎日飲み物の味はコーヒーにしたり紅茶にしたりと変えることができて私は楽だからというのが一番の理由。飲み物自体は前日に用意して冷蔵庫に入れておけば、朝取り出してすぐに出勤できますしね。

甘い味が苦手な方は、水味(つまり味付けなし)で作っておけば、他のジュースにインしてもいいかもしれないですね。

とはいえ、砂糖味も水味も私が楽をするための味付けです。
飲み物にインするなら、同じ飲み物の味に合わせて寒天を作った方が(コーヒーにコーヒー寒天を入れるなど)、違和感はないと思います。

砂糖味と同じ類にはなりますが、はちみつ味もおすすめです。
ラカントとは違いカロリーはあるけれど、コーヒー牛乳にはちみつ味が加わったりして美味しいです。

電子レンジで寒天作り まとめ

電子レンジで寒天を作るなら、大事なのは沸騰です。
15秒以上の沸騰をしてみてくださいね。

私の場合は寒天飲み物ばかり作っていますが、普通の牛乳寒天やコーヒー寒天も電子レンジで作れますので、試してみてくださいね。